京都。
祇園。
うどん。
このキーワードから連想するお店は『祇園おかる』という方はなかなかの祇園通とお見受け致します。
こんにちわ。
私も『祇園おかる』は大好きでして、京都に遊びに行くとかなりの確率で訪問しています。
今回ご紹介するのは、その『祇園おかる』の目と鼻の先にあるうどんそば屋さんです。
京都祇園権兵衛の外観
『祇園おかる』の目と鼻の先にあるのが、うどんそば屋さんの『権兵衛』。
日清のインスタントラーメン『どん兵衛』に似た屋号ですが、侮ることなかれ、これがまた『祇園おかる』と甲乙つけがたい名店なのです!
お店の外観はこんな感じです。
京都祇園で昔から営んでおりますっていう雰囲気が出まくりですよね。なんと昭和2年、つまり1927年創業だそうです。本記事執筆時(2020年)から計算すると93年も営業されている老舗。
そしてあの市川海老蔵さんもファンでよく訪問されるとのこと。
これは期待せずにはいられないですね。
京都祇園権兵衛の店内
店内は意外に広く、二階もあります。二階フロアは覗いていないので一階フロアだけの情報ですが、入り口付近にテーブル席が二卓で15席くらい。その奥はすべて座敷になっています。
入店して何に驚くかというと、給仕スタッフが多いこと!
大学生と見受けられる男子が数名います。座敷に上がると「靴はこちらで揃えます」と言ってくれるホスピタリティーの高さ。さすが約100年続くだけのことはありますね。
メニューがこちらです。
比較してばかりで申し訳ないですが、『祇園おかる』に比べるとややお値段が高い印象です。
京都祇園権兵衛のメニューと実食レビュー
家族と一緒に行ったのですが、奥さんと子供は「玉子とじうどん」と「きつねうどん」をオーダーしました。
私はというと、実はメニューには載っていないですが「刻みきつねうどん」が存在するらしいという情報を事前にリサーチしていまして、初めて行ったくせに「通」ぶって、「刻みきつねうどん」をオーダーしました。
待つこと5分程。
続々と運ばれて来ます。
まずは、子供がオーダーした「きつねうどん」。『権兵衛』での通称は「甘きつね」です。美味しそうっ!
こちらは妻がオーダーした「玉子とじうどん」。玉子がフワフワでこれまた見るからに美味しそうです。
満を侍して登場です。私の「刻みきつねうどん」。想像通り「きつね」は甘くバージョンで刻まれています。
麺類ではこれをやらない訳にはいきません。
リフトアップ!!
京うどん(京都のうどん)といえば、四国のうどんとは異なりフニャフニャした麺が特徴ですが、その京うどんらしくコシの無いテロテロ麺。
そしてお出汁をいただいてみます。
「ん?めちゃめちゃ濃い目やないかいっ!」
これは美味しいですっ!
私の中では「京都=上品な薄味」という印象がありましたが、お出汁がこんなに濃いとは驚きです。
ということであっという間に平らげました。もちろんお出汁まですべて完飲しました。うどん鉢が心持ち小さめかなと思いましたが、この濃さならこの量で充分という感じになりますね。
よく見るとお箸にまで「権兵衛」の刻印がありました。
初めて行った『権兵衛』。大満足でしたがこれは次回京都に行った時に、『権兵衛』にするか『おかる』にするか迷いますねぇ。
店名 | 権兵衛 |
住所 | 京都府京都市東山区祇園町北側254 |
連絡先 | 075-561-3350 |
営業時間 | 12:00~20:30 |
定休日 | 木曜日 |