こんにちわ。
広島旅行ついでに訪問した吉田類さんの訪問店『利根屋』の後、軽く一人で広島の酒場事情をリサーチしようと企んでいたのですが、あらかじめ目をつけていたのが、今回ご紹介する『STANDING BAR INITY』です。
STANDING BAR INITYの外観
屋号の INITY(アイニティ)とはどういう意味か調べてみたところ、パトワ語(=ジャマイカ語)で「仲間」の意味のようです。(お店の方に聞いた訳ではないので、推測です)
その『INITY(仲間)』を探して八丁堀を歩きます。
看板に記載の通り、奥に入り口があります。
飲み物がオール380円、食べ物が100円〜350円とかなり期待できそうな雰囲気です。
STANDING BAR INITYの店内とメニュー
店内に入ると、カウンターには人がひしめきあうようにびっしりと。(店内写真は撮影できませんでした)
カウンターの奥にはテーブル席もあるようです。
こちらがメニューです。外の看板に記載の通り、120円から350円までのメニューが並びます。
飲み物メニューがこちらです。生ビール(スーパードライ)もオリオンビール、コロナビールもすべて380円。
STANDING BAR INITYの実食レビュー
『利根屋』で軽く飲んでいたので、一杯目からハイボールをオーダしました。
アテはたらこの炙りです。焦げ目が本当に美味しそう。
いきなりのドストライク!で、がっつりハートを鷲掴みにされてしまいました。
一気にハイボールを開けて、二杯目に。併せて、二品目のアテをオーダです。
親鶏ももの薄切り炒め。鶏もも肉を薄くスライスしたものを炒めてあって、塩をチビチビ付けながら食べるのですが、これが、無茶苦茶美味しいです。
一瞬で20代と思われる(2014年当時)まだ若いマスター「たあちゃん」の味の虜になりました。
実は私ふぁっきょは小学校から中学入学くらいまでの期間に父の仕事の関係で広島に住んでいた経験があるのですが、たまたま居合わせた常連のいけてるおじさまと意気投合し、すっかり忘れていた広島弁を思い出させてもらいました。
ちょっと広島弁講座の一部をご紹介します。
これはわからないですよ、きっと。私もすっかり忘れてしまっていました。使い方例は「そこの醤油取ってーや」「はい。これね。あ、醤油みてた」
わかりますか?
わかりませんよね??
僕も当時は使ってたはずなんですが、すっかり忘れてました。
そんな楽しい会話をしながら、杯は進み、続いて芋焼酎の水割りをいただきました。
テンションも上がってきて、いい感じに出来上がってきました。マスター「たあちゃん」や周りのお客さんたちと喋りながら時は過ぎ、そろそろ家族の待つホテルに帰ろうと締めの一品をオーダーです。
締めは看板メニューの「たあチャーハン」。
これが本当に美味しすぎました。値段が安いので味がそこそこというのではなく、この味でこの値段で本当にいいんですか?とうレベルです。「下手な中華屋さんよりよっぽど美味しい」と褒めちぎったのですが、「それ、褒められているのかわからない(笑)」とツッコまれながら、夜も更けていくのでした。
下調べしていたとはいえ、旅行で初めて訪れたお店でしたが、大正解の何とも素敵なお店に出会えました。広島へご旅行の際は是非訪問していただきたい立ち飲みスポットです。
店名 | STANDING BAR INITY |
住所 | 広島県広島市中区八丁堀12-20 チュリス真八丁堀ビル1F |
連絡先 | 082-962-7002 |
営業時間 | 14:00~24:00 |
定休日 | 月曜日 |